ワイのリハメモ

ワイ(理学療法士)が日々勉強した事をメモるリハビリブログ。 文献抄読、読書感想文が主体。最近は興味深いと思ったことをメモってます。

カテゴリ: 代謝

糖尿病となる原因に、過剰な糖の摂取が挙げられる。

この糖とは、ブドウ糖のことであり、過剰摂取により血糖値を急激に上げ、膵臓の負担がピークに達した時、糖尿病発症となる。



では、果糖とは。。。
果物に含まれる糖分の一種である。

果糖は糖分ではあるものの、
ブドウ糖とは異なる代謝経路をもち、
かつ果物には食物繊維が多く含まれることも相まって、血糖値の急激な上昇には繋がらない。

なので糖尿病患者にとって、
"甘み"を得るには合理的である。

しかし、前述の異なる代謝経路というのが重要で、果糖は1割がブドウ糖として、残り9割が脂質、コレステロールとして代謝される。

そのため、血糖を上げすぎないからといって、果物を過剰に摂取すると、肥満を引き起こし、
インスリン抵抗性を高めるため、結果的に糖尿病とになる可能性がある。

糖尿病患者は、"甘み"を得るために
適度な果物を摂取すると良さそうだ。
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内因性ステロイドが原因である場合は近位筋優位の筋力低下や易疲労性が生じる。

ステロイドミオパチーは開始後直ちに発症することはなく、継続的に3ヶ月以上使用したところで支帯部の筋力低下で始まり、上肢近位筋や頸筋の筋力低下へと緩徐に広がっていく。

骨格筋の異化亢進で筋萎縮も認められる。
ステロイド使用患者の60%に生じるとされている。


クッシング症候群や、長期にステロイド治療を行ってる人は要チェックですね。

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糖尿病の薬物療法 まとめ


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糖尿病治療の基本は、食事療法・薬物療法・運動療法の3本柱である。

一口に糖尿病と言っても、その病態は多用であり、
薬物療法では、多くの糖尿病薬の中から、患者に適した薬が選択される。

糖尿病の薬についてまとめます。
詳細は続きから。


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